副業を始める人の登竜門的な存在となっているのが、クラウドソーシングサイトです。
副業初心者、もしくはフリーランスになりたての方がまず使うサイトと言えるでしょう。
しかし初心者向けとはいえ、最初から仕事をバンバン獲得するのは難しいのが事実。
そこで今回は、クラウドソーシングで仕事を獲得するためのポイントや手順を解説します。
クラウドソーシングで案件が獲得できなくて悩んでいる方は、参考にしてみてください。
本記事を読んでわかること
- おすすめクラウドソーシングサイト【5選】
- クラウドソーシングサイトで仕事を獲得する手順【4ステップ】
- クラウドソーシングサイトで仕事を獲得するためのポイント【7選】
おすすめクラウドソーシングサイト【6選】
クラウドソーシングは、複数のサイトに登録しておきましょう。
複数サイトに登録しておくことで、機会損失を防ぐことができます。
ここでは、おすすめのクラウドソーシングサイトを5つ紹介します。
ランサーズ
ランサーズは、2008年に日本で初めて誕生したクラウドソーシングサイトです。
クラウドソーシングの中でも老舗で、大手企業からの信頼度が抜群。
初心者向けの簡単な案件から、上級者向けの高単価案件まで、さまざまな仕事情報が日々流れています。
Web制作やライティング、アンケート、動画編集など、仕事の幅が広いため副業を始める方ならぜひ登録しておきましょう。
ランサーズの特徴は、独自のランク制度があること。
最高ランクの「認定ランサー」になれば、抜群の信頼性とスキルの証明ができます。
高ランクを目指して、案件の受注を進めていきましょう。
クラウドワークス
クラウドワークスは、2011年に開始された、ランサーズと並ぶ日本最大のクラウドソーシングサイトです。
案件数が豊富なので、自分にぴったりの仕事が見つかるはず。
スキル不要の案件も多いので、「何か副業をしたいけど、何をやっていいかわからない…」という方にもおすすめです。
クラウドワークスでは、サイト内でのランキング制度があります。
週ごと・月ごとに、獲得報酬額の多いワーカーが表彰されます。
ランキングに載るとクライアントの目にもつきやすいため、受注率を上げられるでしょう。
また、「クラウドワークス公式スキル検定」というサイト内での試験があり、合格するとプロフィールに記載されます。
一定の信頼につながるため、クラウドワークスを利用するならぜひ受講してみてください。

ココナラ
ココナラは、2012年に開設された自分のスキルをパッケージ商品として販売できるプラットフォームです。
例えば、こんなサービスが出品されています。
- ホームページ作ります
- 記事を執筆します
- 動画編集します
- ダイエット方法教えます
- ゲームの攻略法アドバイスします
- ダンスの振り付けします
- 愚痴聞きます
- 旅行プラン作成します
- 似顔絵描きます
- 占います
他のクラウドソーシングとは異なり、ビジネスで使えるスキルだけでなく、趣味や特技に関わるスキルも販売されています。
また、自分のサービスを販売するだけでなく、ランサーズやクラウドワークスと同様に仕事を探して提案することも可能。
ココナラ内の出品者ランクを高めれば、依頼相談がひっきりなしに来るようになりますよ。

Bizseek
Bizseekは、業界でシステム手数料が最安のクラウドソーシングサイト。
通常、多くのサイトでは報酬額に対して20%程度の手数料がかかります。
1万円の案件を受注したとしても、手元に残るのは8,000円程度になるでしょう。
そんな中、Bizseekの手数料は依頼金額の5〜10%のみ。
同じ金額の仕事を受注したとしても、Bizseekなら手元に残る金額が大きくなります。
他の大手クラウドソーシングには劣りますが、案件の種類もさまざま。
ホームページ制作やアプリ開発、Webライティング、Webデザインなどビジネスで必要とされる案件が掲載されています。

クラウディア
クラウディアは、会員数100万人以上を誇るクラウドソーシングサイト。
ランサーズやクラウドワークスほどの知名度がない分、比較してライバルが少ない点がメリットです。
初心者向けの簡単なアンケート作業から、ホームページ作成や記事のライティング、デザイン制作など、スキルが求められる案件までが掲載されています。
サイト内で掲載されている案件だけでなく、完全非公開の高単価オファーもあります。
登録して実績を積めば、好条件な案内が来るかもしれませんよ。

クラウドテック
クラウドテック(Crowdtech)は、リモートワーク案件数が業界トップクラスのフリーランスエージェントです。
※クラウドテックはクラウドソーシングサイトではありませんが案件獲得という点では同じなのと、有益なサイトなので加えてご紹介します
クラウドワークスが運営母体という基盤の安定感に加えて、エンジニアとクリエイター向けの案件保有数は14万件といわれ、業界トップクラスの登録者数を誇り、信頼感があります。
副業、兼業で3日稼働も可能で高単価の案件が多数登録されています。
また、エージェントのため、雇用企業に直接言いづらいこともクラウドテックが懸け橋となってヒアリング、交渉など対応してくれます。
働きやすさを重視し、長期的に働ける環境を実現しやすいのが特徴です。
登録は無料でできるため、どのような案件があるのかご自分の目で確認してみてください。

クラウドソーシングサイトで仕事を獲得する手順【4ステップ】
クラウドソーシングサイトでは、どのような手順で仕事を獲得すれば良いのでしょうか?
ここでは、案件を受注するまでの流れを解説します。
<ステップ1>クラウドソーシングサイトに登録する
まずは、今回紹介したクラウドソーシングサイトへの登録を済ませましょう。
登録は完全無料です。
サイトの登録は簡単で、1サイトあたり5分もあれば完了します。
やる気のある今のうちに、サクッと登録しておきましょう。
複数のサイトに登録しておけば、自分にぴったりな仕事を見つけられる可能性がグッと上がりますよ。
<ステップ2>プロフィールを整える
サイトに登録したら、次はプロフィールを整えましょう。
プロフィールを作るときのポイントは、以下のとおりです。
- 自分の顔写真で設定する
- 名前は日本語で設定する
- 基本情報とできることをしっかり書く
- 過去の経験や経歴を詳しく書く
- マイナスイメージになることは書かない
- プロフィール項目はできるだけすべて埋める
最初から完璧なプロフィールを目指さなくても大丈夫です。
まずは最低限のプロフィールを作り、徐々に改善していきましょう。
▼プロフィールの作り方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

<ステップ3>案件をチェックする
プロフィールができたら、案件をチェックしましょう。
自分に当てはまる業務内容で検索し、案件をしぼっていきます。
興味のある案件には、悩む前に即応募しましょう。
応募しようか迷っている間に、ライバルが続々と応募してきます。
応募後にクライアントから連絡があったときにでも、案件を辞退することは可能です。
<ステップ4>案件を受注する
案件の応募後は、クライアントからの連絡を待ちます。
採用されない場合には、返信がないケースが多いです。
クライアントからの連絡を待つだけでなく、どんどん他の案件へも応募していきましょう。
クラウドソーシングサイトで仕事を獲得するためのポイント【7選】
ここでは、クラウドソーシングで仕事を獲得するために意識したい7つのポイントを紹介します。
案件獲得がうまくいかないときには、ぜひ見直してみてくださいね。
最初は提案量が大切
実績がない段階では、プロフィールや提案文をいくら凝ったものにしても、受注率に限界があります。
そのため、案件の受注率を高める努力と同時に、提案数を増やすことも大切です。
量を増やせば、受注できる案件数も自然と増えるはず。
提案数が少ない場合は、今よりも増やしてみましょう。
提案文を作り込む
とはいえ、提案文をしっかり作り込むことは大切です。
クライアントから見て、依頼したくなるような提案文を送りましょう。
提案文のポイントは、以下の4点です。
- 相手の言葉に反応する
- 付加価値をつける
- ポートフォリオを提案文に組み込む
- 「集客に繋げる」をゴールに提案する
▼詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください!(※提案文のテンプレあり)

簡単な案件で実績を作る
実績がないなら、実績をつくるのが最短ルート。
矛盾しているように感じるかもしれませんが、実はできるんです。
それは、簡単な案件で実績を作ること。
単価の低い案件なら自然とライバルが減り、受注しやすくなります。
最初の何件かは、ライバルの少ない低単価案件で実績を作るのも良いでしょう。
また、必ずしも自分の職種で案件を獲得する必要はありません。
例えば、あなたがWeb制作者だとしましょう。
ですが、クラウドソーシング内でアンケートや記事執筆の案件を受注したとしても、”同じ1件”として実績が積み上がります。
実績が増えれば、提案したときの反応は良くなるはずです。
納期を必ず守る
絶対条件として大切なのは、納期を必ず守ること。
せっかく受注した案件でも、納期を守れなければ、クライアントからの評価は低いものとなってしまうでしょう。
クラウドソーシング内で低評価をつけられてしまうと、信用度が下がります。
クライアントのためにも、自分のためにも、納期厳守への意識は徹底しておきましょう。
もし納期より遅れそうになったら、早い段階でクライアントへ連絡してください。
レスポンスを早くする
クライアントは、複数の相手へ同時に連絡をしている場合があります。
自分の返信が遅くなると、他の人へ発注することもあるでしょう。
クライアントからの連絡に気付いた時点で、すぐ返信するのがベスト。
ぼくがクラウドソーシングでの受注を始めた頃には、「即レス対応」を武器にアピールしていました。
できれば、1時間以内のレスを心がけましょう。
副業でまとまった文章を返信できない、という人は
「メッセージありがとうございます。本日◯◯時までに内容を精査し返信いたします。」
と短い文章でも良いので即レスしておきましょう。
すると、クライアントとしても「丁寧な人だな」と好印象ですし、候補者として待っていただける可能性も上がります。
案件チェックを定期的に行う
案件の情報は、日々更新されています。
できるだけ毎日、複数のサイトで案件をチェックする癖をつけましょう。
ライバルが応募するよりも前に提案しておけば、クライアントの目にも止まりやすくなります。
怪しい案件には注意する
クラウドソーシング上では、ときに怪しい案件も紛れ込んでいます。
- ネットワークビジネスの勧誘
- 情報商材の勧誘
- LINEへの誘導
中には、詐欺の案件もあります。
本名や住所、個人情報、LINEIDなど、個人情報を求められた場合には注意しましょう。
【まとめ】クラウドソーシングサイトで仕事を獲得しよう!
今回は、クラウドソーシングで仕事を獲得するためのポイントや手順を紹介しました。
改めて、意識したいポイントをおさらいしておきます。
- 最初は提案量が大切
- 提案文を作りこむ
- 簡単な案件で実績を作る
- 納期を必ず守る
- レスポンスを早くする
- 案件チェックを定期的に行う
- 怪しい案件には注意する
クラウドソーシングで仕事が獲得できないときには、チェックリストとして確認してみてください。
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