【クラウドソーシング営業】案件獲得のコツ10選で受注率を大幅UP(営業苦手な副業・フリーランス対策も解説)

副業やフリーランスの方の多くは、クラウドソーシングサイトを使っているのではないでしょうか。
実は、受注率をアップさせるため様々なコツがあります。

少しの営業方法やコツを知っておくだけで、効率的に案件が受注できたら嬉しいですよね。
そこで今回は、クラウドソーシング営業の案件獲得のコツを詳しく解説します。
案件獲得に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

本記事を読んでわかること

  • フリーランスに営業が大切な理由
  • クラウドソーシングで受注率をアップさせるコツ10選
  • それでもクラウドソーシングで受注できないときの対処法
目次

フリーランスに営業が大切な理由とは?

会社に所属していれば、営業部署が新規案件を獲得してくれたり、総務部が契約手続きを行ったりしてくれますよね。

しかし、フリーランスは、自分1人しかいないのでオールラウンダーとしてのスキルが必須です。

例えば、Webデザインが得意だとしても、自分で営業をしなければいつまで経っても仕事がスタートすることはありません。

また、営業活動の一環には、クライアントのアフターケアも含まれています。
サポートもしっかりと行うことで、クライアントとの信頼関係が構築されて継続案件につながります。

フリーランスを目指す方は、営業活動の重要性を理解しておきましょう。

クラウドソーシングで受注率をアップさせる営業のコツ

ここでは、クラウドソーシングでの受注率をアップさせる営業のコツを紹介します。

営業活動はビジネスの基本スキルなので、息の長いフリーランスになるためにぜひ参考にしてください。

最初は収入よりも実績を稼ぐ

営業活動をスタートして案件を受注できるようになったら、まずは案件の単価よりも「実績数」を意識しましょう
なぜなら、実績数は信頼につながるため。
徐々に依頼数が増えてきても、最初は収入より実績数を重視することをおすすめします。

収入よりも実績を意識するメリット

  • 提案文が通りやすくなる
  • 実績数が増えるとクライアントに安心感を与えられる

収入よりも実績を意識するデメリット

  • 最初は安い案件ばかりで稼げない
  • 稼ぐまでに時間がかかる

発注者視点で物事を考える

募集要項に記載されている、「〇〇に関するデザイン依頼」などの内容を確認したら、さらに根底部分の「クライアントの問題」を意識しましょう。

案件募集では、「〇〇のデザイン依頼」と掲載されることがほとんど。
しかしクライアントは、単純に美しいデザインを制作してほしいわけではありません。

募集する背景には、売上低迷や集客不足など、「本質的な問題」を抱えているのです。
つまり、提案するときにはクライアントの要望に応えるだけでなく、さらに踏み込んだ「売上アップや集客」につながる提案を意識しましょう。

クライアント自身が言語化できていないことも多いので、受注者が本質的な問題点を意識して、常に発注者視点で考えることが大切です。

相手のメリットを掲示する

営業活動ではクライアントに提案文を送るケースが大半なので、必ず自分を選ぶことのメリットを掲示しましょう。
クライアントは忙しいので、応募者1人ひとりのプロフィールや実績をゆっくり見る時間がありません。

そのため、提案文に「クライアントに提供できるメリット」を書いておくことで印象に残りやすくなります。

提案文には、以下の項目を記載しましょう。

  • 募集要項に沿った内容
  • クライアントに提供できるメリット
  • 自己紹介
  • 実績、スキル
  • 応募理由

具体的な数字や過去の実績(売上などへの貢献度合)を掲示すると、クライアントはより明確にイメージできます。

経験者に相談する

実際にフリーランスとして活躍されている方に営業方法を聞いたり、相談したりすると具体的な回答をしてくれます。

経験者に相談するのに適したサービスは、以下のとおりです。

  • MENTA
  • TimeTicket
  • SNS
  • オンラインサロン

▼ぼくもMENTAで相談を受け付けています。お気軽にご相談ください!

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募集文をしっかり読む

提案文を送るときは、業務内容や応募条件をしっかりと読み込むことが重要。

クラウドソーシングの多くは、提案文と一緒に希望報酬金額も提示します。
クライアントによっては、「〇〇円で応募してください」という注意書きがあるので、見落とさないようにしましょう。

中には、指示と違う報酬金額を提示したり応募条件を記載しないで提案文を送ったりする方がいますが、多くは不採用になります。
クライアントから「指示をしっかりと読まない人」だと判断されるので、提案文の必要事項には注意してください。

募集文で特に注意するポイント

  • 業務内容
  • 報酬金額
  • 応募条件
  • ポートフォリオ添付の有無

過去に取引したクライアントにも営業する

駆け出しのころは小さな仕事も多いので、初案件から数ヶ月ほど経ったら改めてクライアントへ連絡してみましょう
クライアントへのアフターサポートも、重要な営業活動の一環です。
タイミングによっては、再度ヘッダーデザインなどの小さな案件が舞い込むこともあります。

小さな案件から大きなプロジェクトに発展することも多いので、過去に取引をしたクライアントにも営業してみてください。

過去に取引したクライアントに営業するメリット

  • 案件獲得につながりやすい
  • 長期継続の案件になりやすい

過去に取引したクライアントに営業するデメリット

  • 信頼関係が築けていないと迷惑がられる
  • 駆け出しの頃と同じ安い単価で依頼されることがある

大企業が発注している案件に応募する

クラウドソーシングには、大企業が発注している案件も多数あります。
大企業は多くの案件を抱えているため、長期継続の案件にもつながりやすいのが特徴です。

大企業が発注している案件に応募するメリット

  • 長期継続の案件につながる可能性が高い
  • 収益が安定化しやすい
  • 実績が作りやすくなる

大企業が発注している案件に応募するデメリット

  • 最初の応募には実績が必要
  • 小さい企業特有の細かなコミュニケーションが取りにくい

クラウドワークスの場合は、「クラウドワークス事務局」が依頼している仕事。
ランサーズの場合は、「ランサーズ株式会社」が発注する仕事が案件数や実績数を増やすのに非常におすすめです。

募集開始後すぐに応募する

フォローしているクライアントが仕事を募集したり、気になる仕事を発見したりしたら、その場ですぐに応募してください。
なぜなら、応募の1番乗りと応募30番目では、クライアントの印象に残るインパクトが全然違うからです。

募集案件にすぐに応募するメリット

  • クライアントの記憶に残りやすい
  • 案件獲得の確率が上がる

募集案件にすぐに応募するデメリット

  • 作業をストップして、提案文に時間を割かないといけない
  • 急いで提案文を作成すると、募集要項の見落としをする可能性がある

大手クラウドソーシングサイトを確認するとわかりますが、「1つの案件に50件以上」の応募が殺到することも多いです。
素早い営業が受注率をアップさせるコツの1つなので、気になる仕事を発見したらすぐに提案文を送るようにしてください。

価格を明示しておく

営業活動で送る提案文には、
プロジェクトに対する熱意と「〇〇円で請け負います」という価格を明示しておきましょう。

クライアントは、プロジェクトに対する熱意や提供できるスキルを把握することも重要ですが、それ以上に金額面を意識していることも多いです。

価格を明示するメリット

  • 提案文を見ただけで、クライアントがすべてを把握できる
  • 何度もメッセージする手間が省けて、案件受注の可能性が高まる

価格を明示するデメリット

  • 予算以上の価格を明示すると受注率が下がる

最初のころは経験を積む意味合いも込めて、クライアントの予算以下の金額で提示するのがおすすめ。

例えば、先方の予算が5万円なら4万円から提案してみたり、1万円なら9,000円。

最初は稼ぐことができませんが、実績と経験を積むことで半年後、1年後には成長できるでしょう。

わかりやすいポートフォリオを用意する

ポートフォリオは、クライアントが仕事を依頼するときに参考にする非常に重要なツールです。

わかりやすいポートフォリオがあると、案件の受注率も格段にアップするので、営業道具として欠かせません。

ポートフォリオを用意するメリット

  • 一目で自分の実力を理解してもらえる
  • クオリティの高いポートフォリオだと高倍率な案件でも成約率が高まる

ポートフォリオを用意するデメリット

  • ポートフォリオの制作に時間がかかる
  • 手抜きのポートフォリオを制作すると、逆に案件の受注率が下がりかねない

ポートフォリオがあるに越したことはありませんが、あまりにもクオリティが低いとかえって受注率が下がってしまうので注意してください。

クラウドソーシングで受注できないときはどうする?

上記で紹介した営業のコツを実践しても、クラウドソーシングでなかなか受注できない方は、以下の方法を試してみましょう。

なぜ受注できなかったのか考える

送った提案文で受注できなかったら、添付したポートフォリオの質や自己紹介文の内容をしっかりと確認することが大切です。

闇雲に提案文を送り続けても、クライアントの要求を満たす内容が記載されていなければ受注にいたることはないでしょう。

重要なのは、「悪いポイントを分析する作業」です。

改善点を1つひとつなくすことが、受注率を高めるコツなので覚えておきましょう。

提案文のコツは、こちらで詳しく解説しています。

案件を発注して「発注者視点」を養う

仕事を募集するとさまざまな提案文が届いて非常に勉強になるので、小さな案件を発注してみましょう。

多くのフリーランスから提案文が届くので、書かれている内容を確認したり自分がどんな点に着目して採用したりするのかを考えるのも、学びがあります。

案件を発注するメリット

  • ほかのフリーランスの提案文を参考にできる
  • 発注者である自分が応募者のどこに着目するのかを学べる

案件を発注するデメリット

  • 実際に案件を依頼するので費用がかかる
  • 募集文を書くのに時間がかかる

使うクラウドソーシングの幅を広げる

さまざまなクラウドソーシングを使って、自分に相性の良いサイトを使うのがコツです。
中には実績をあまり求められなかったり、個人のクライアントが多くて融通が利いたりするサイトがあります。
サイトによって特徴が異なるので、ぜひ試してみましょう。

おすすめのクラウドソーシングサイトは、以下のとおりです。

登録するだけでも、掲載されている案件を確認できます。

使っていないクラウドソーシングがあれば、ぜひ利用してみましょう。

自分の強みを分析する

自分の強みを分析することで、より魅力的な提案文を送ることができます。
要望に対して、自分の強みがどのように役に立つのかを分析してアピールすれば、クライアントは依頼したくなるためです。

ぼくはクラウドソーシングを使い始めた頃、「即レス対応」を強みに掲げていました。

強みは人それぞれですが、なぜクライアントの役に立てるのか?まで伝えられたら完璧です。

エージェントサービスを利用する

営業が苦手な方は、エージェントサービスを利用してみるのも一つの手。
エージェントサービスは、仕事の獲得率を効果的に高められます。

外部サービスをうまく利用することも、フリーランスとして長く活動するためには欠かせません。

また、苦手な営業活動をプロに任せることで、自分は本業に専念できるので非常に効率的。

受注率が上がらずに悩んでいる方は、ぜひエージェントサービスを検討してみてください。

おすすめのエージェントサービスは、以下のとおりです。

いずれも、フリーランスとクライアントをマッチングさせてくれるおすすめのエージェントサービスです。

クラウドソーシング以外も活用する

クラウドソーシングサイト以外にも、SNSやブログを活用して独自の発信媒体を持ちましょう

クラウドソーシングには、1つの案件にさまざまなフリーランスが応募するので倍率が非常に高いのが特徴。
しかしTwitterやブログなどで自分の情報発信をしたりSNSを使った営業をしたりすると、見てくれた人から依頼されるかもしれません。
何かの分野で専門性の高い情報発信を継続することで、思わぬ案件依頼が舞い込んでくることもあります。

おすすめの媒体は以下のとおりです。

  • Twitter
  • ブログ
  • Facebook
  • Instagram
  • YouTube

▼ブログを始めるために必要なサーバーとドメインは、こちらで解説しています。

プロフィール項目を充実させる

プロフィールは、クライアントが初めてあなたを見るページなので、丁寧に記載することが重要です。

自分がクライアントだったら、プロフィール欄がテキトーな人よりも丁寧に作り込まれている人に仕事を依頼しませんか?

プロフィール欄を丁寧に記載するだけでも、クライアントに安心感を与えます。

例えば「名前・職業・過去実績」しか書かれていない人よりも、「名前・年齢・経歴・自己紹介・稼働時間・使用ツール」などのように、情報が多いと安心しますよね。

何をプロフィールに書けば良いのかわからない方は、以下を参考にしてみてください。

  • 自己紹介
  • 経歴
  • 対応可能な業務内容
  • 使用可能なツール
  • 使用言語
  • 稼働時間
  • 連絡方法

▼クラウドソーシングでのプロフィールの作り方は、こちらの記事で解説しています。

【まとめ】効果的な営業方法で受注率をアップさせよう

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今回は、クラウドソーシングで受注率をアップさせる営業のコツを紹介しました。

フリーランスは、営業のスキルも身につけないといけません。

毎日コツコツと続ければ、営業のコツも理解できるはず。

最後に、クラウドソーシングの営業で受注率をアップさせるコツをおさらいしておきます。

  • 最初は収入よりも実績を稼ぐ
  • 発注者視点で物事を考える
  • 相手のメリットを掲示する
  • 経験者に相談する
  • 募集文をしっかり読む
  • 過去に取引したクライアントにも営業する
  • 大企業が発注している案件に応募する
  • 募集開始後すぐに応募する
  • 価格を明示しておく
  • わかりやすいポートフォリオを用意する

今回紹介した方法を実践して、受注率をアップさせていきましょう。

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