Web制作の案件の取り方は?案件獲得の流れとやり方、営業方法、ステップを解説!

案件受注したい人

Web制作を学んだけど、どうやって案件を取ればいいんだろう…?

こんな風に悩んでいませんか。

Web制作の案件は、
「ゼロの状態から最初の案件を獲得するまでが一番難しい」と言われています。

そこで今回は、
Web制作で案件獲得するための営業方法を徹底的に解説していきます。

営業に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

本記事を読んでわかること

  • Web制作の案件の種類
  • Web制作の案件を獲得する方法
  • Web制作の案件を獲得するためのステップ
  • Web制作の案件を獲得するためのポイント
目次

Web制作の案件は2種類!

Web制作の案件には、
主に「下請け案件」「直請け案件」の2種類があります。
ここでは、それぞれの違いを解説しましょう。

下請け案件

下請け案件とは、
大元の依頼主とWeb制作者の間に、管理や指示などを行う人がいる案件のこと。

主に、
Web制作会社やフリーのWebディレクターから請け負う流れになります。

下請け案件のメリット

  • ディレクターから指示をもらえるから初心者でも作業しやすい
  • 自分が与えられた範囲の業務のみでOK
  • 継続案件につながる可能性あり
  • 制作会社からフィードバックをもらえる

下請け案件のデメリット

  • 単価が低くなる傾向にある
  • 担当できる作業範囲が狭い

直請け案件

直請け案件とは、依頼主と直接やりとりして受注する案件のこと。

依頼主の希望をくんで、より丁寧なコミュニケーションを行う必要があります。

直請け案件のメリット

  • 単価が高い傾向にある
  • 仕事内容を実績として公開しやすい
  • サイト全体の幅広い業務を請け負える

直請け案件のデメリット

  • 業務の幅が広がるので難易度が高い
  • 顧客との信頼構築に時間がかかる

Web制作の案件を獲得する営業方法

ここでは、Web制作の案件を獲得する方法を紹介します。
さまざまな方法を試して、案件獲得に向けて動いてみてください。

1:知人から受注する

周囲の知人や友人でWebサイトを制作したい人がいれば、案件受注のチャンスです!
経営者や自営業者の友人がいる場合、受注できる可能性があるでしょう。

すでに信頼関係のある相手なら話が通じやすく、作業を進めやすいはず。

実績として公開させてもらう代わりに、安く請け負うことでwin-winにもなります。

Web制作を初めて間もない頃には、特に受注したい手段です。
知人に会ったら、自分がWeb制作をやっていることを伝えておきましょう。

知人から受注するメリット

  • コミュニケーションが円滑に進む
  • 実績公開の承諾をもらえやすい

知人から受注するデメリット

  • あまり高い報酬は掲示しにくい

2:クラウドソーシングサイトで応募する

Web制作初心者の登竜門的存在なのが、クラウドソーシングサイトです。
サイトに登録すれば、すぐ案件探しできるのが魅力。

Web制作の案件を獲得するなら、まず登録しておきましょう。

おすすめのクラウドソーシングサイトは、以下のとおりです。

クラウドソーシングでのプロフィールの作り方は、こちらの記事で解説しています。

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サイトに登録をして、案件を眺めるだけでもイメージが湧いてきますよ。

クラウドソーシングサイトのメリット

  • 案件数が豊富
  • サイト内の実績を高めれば受注しやすくなる

クラウドソーシングサイトのデメリット

  • 好条件の案件はライバルが多い
  • 単価が低い傾向にある

クラウドソーシングで応募する際には、提案文をしっかりと作り込むことが大切となります。

クラウドソーシングの提案文テンプレはこちら!

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3:ブログやSNSで発信する

ブログやSNS、YouTubeなどを開設して発信すると、依頼の相談がくることもあります。
ブログ・YouTubeの閲覧数やSNSのフォロワー数が増えてくると、信頼性・権威性にもつながります。

Web制作学習中の時点から、学んだことや感じたことをアウトプットする場として使うのもおすすめ。
発信する際には、「読者にとって有益か?」という視点で投稿しましょう。

ブログを始めるために必要なサーバーとドメインは、こちらで解説しています。

あわせて読みたい
WEB制作やブログ運営に欠かせない!おすすめのサーバーとドメインを厳選紹介 レンタルサーバーやドメインの会社は沢山あるけど、どこを選べばいいんだろう? これまで100以上のWEBサイト制作に携わってきた僕が解説します! 【結論】本記事の推し■...

ブログやSNSで受注するメリット

  • 自分が希望する単価で受注しやすい
  • ブログやSNS、YouTubeなど他の媒体でのマネタイズも始められる

ブログやSNSで受注するデメリット

  • フォロワー数や閲覧数を増やすには時間がかかる
  • 時間をかけすぎて、Web制作が疎かになる可能性がある

あくまでも、業務の中心はWeb制作です。
SNSやブログなどの発信活動と、Web制作のバランスを見て作業しましょう。

4:SNSで応募する

SNSでは、案件の情報が日々流れています。
例えば、Twitterで「 #Web制作者募集 」などと検索してみましょう。

出てきた案件の中で興味のあるものがあれば、投稿者にメッセージしてみましょう。

SNSで応募する前には、プロフィールや投稿内容を整えておくことも大切です。

クライアントがアカウントを見にきて、
「信頼できるWeb制作者かどうか?」を判断する材料となります。

また、
メッセージではクラウドソーシングの提案文と同じように、
「この人に依頼したい!」と思ってもらえる文章を作ることが大切です。

SNSで応募するメリット

  • クラウドソーシングよりもライバルが少なめ
  • クライアントがどんな人かわかりやすい

SNSで応募するデメリット

  • SNSアカウントの構築に時間がかかる

5:Web制作会社に営業をかける

Web制作会社を見つけて、直接営業をかける方法もおすすめ。
とはいえ、「どうやって探せばいいの…?」と思う方も多いのではないでしょうか。

探し方は簡単。
Googleで検索して探します。
例えば、以下の検索ワードを入れてみましょう。

「Web制作者 募集」
「Web制作 業務委託」

Web制作者を探している会社がたくさん出てくるはずです。

その他、
「地域名 Web制作会社」のように、地域でしぼって検索するのもおすすめ。

募集要項が出ていなかったとしても、
自分のポートフォリオとともに「こんな業務に対応可能です!目安単価は◯◯円です」と営業をかけても良いでしょう。

Web制作会社から受注するメリット

  • 継続案件につながりやすい
  • 仕事の進め方を学べる
  • 与えられた業務のみを対応すればOK

Web制作会社から受注するデメリット

  • 実績公開の承諾を得にくい
  • 企画段階からは関われないことが多い

6:エージェントを利用する

転職する際に使う「転職エージェント」と同じように、フリーランス向けのエージェントもあります。
フリーランス向けエージェントとは、フリーランスに案件を紹介してくれる企業のこと。
登録しておけば、自分のスキルや経歴に見合った案件を紹介してくれます。

エージェントを利用するメリット

  • クラウドソーシングよりも単価が高め
  • 自分で営業する必要がない
  • エージェントから業界の情報を教えてもらえる

エージェントを利用するデメリット

  • エージェント手数料が発生する
  • 一定のスキルが必要

Web制作者におすすめのエージェントは、以下のとおりです。

  • Workship
  • レバテッククリエイター
  • レバテックフリーランス
  • レバテックキャリア
  • ITプロパートナーズ
  • シューマツワーカー
  • クラウドテック

エージェントの登録・利用は無料ですので、まずは登録してみてください!

7:オンラインコミュニティで営業する

オンラインサロンや趣味のコミュニティのように、
オンライン上のグループに参加して、営業をかける手段もあります。

小〜中規模のコミュニティなら、参加人数がそこまで多くないでしょう。

そのため、
コミュニティ内で信頼を勝ち取り、
「Web制作ならあの人にお願いしよう!」という位置付けになれば、グループ内で案件を獲得できます。

ただし、
参加してすぐに営業をかけるのはNG。

まずはグループ内で信頼を得るために交流をはかり、自分のポジションを確立しましょう。

オンラインコミュニティで営業するメリット

  • 小さめのコミュニティならライバルが少ない
  • 相手がどんな人かわかりやすい

オンラインコミュニティで営業するデメリット

  • 信頼を得るまでに一定の時間が必要
  • Web制作の需要があるコミュニティを見つける必要がある

経営者や個人事業主が多いコミュニティは、Web制作の需要が高い傾向にあります。
周囲のWeb制作者に、参加しているコミュニティはないか聞いてみましょう。

8:営業パートナーと組む

営業専門のパートナーを見つけるのもあり。
自分でパートナーを見つける必要があるため、難易度は少し高めです。
しかし相性の良いパートナーが見つかれば、自分は制作に専念できます。

営業パートナーと組むメリット

  • 自分は営業しなくても良い
  • パートナーによっては企画やディレクションも頼める

営業パートナーと組むデメリット

  • 営業パートナーに支払うマージンが発生する
  • Web制作の知識があるパートナーを見極める必要がある

営業パートナーの探し方は、Twitterもおすすめです。
案件を多く獲得している発信者と積極的に交流を図ったり、
自分自身も日々、積極的に発信をすることにより、相手から相談がくることもあるでしょう。

また、周囲の知人に
「Webサイトを作りたい人を紹介してくれたら、報酬の◯%を渡します」と声をかけておくのもありです。

9:オフラインで営業する

営業の手段として多くのWeb制作者がやっていないのが、オフライン営業です。

つい、
クラウドソーシングやSNSで案件を探しがちですが、実はオフライン営業もおすすめ。

「オフラインで営業するWeb制作者がいない=ライバルが少ない」ということです。

オフライン営業の方法は、主に2通りです。

  • 地域の店舗や事業者へ電話やメールをしてアポを取る
  • 交流会で人脈を作る

GoogleMapで調べれば、いくつかも企業が出てくるでしょう。

自分が行ける範囲の企業にアプローチすれば、
「対面で打ち合わせができること」も強みとして提示できます。

また、
異業種交流会やイベントへ積極的に出向き人脈を広げていくと、案件を紹介してもらえる確率もアップするでしょう。

オフライン営業のメリット

  • 対面で会うから信頼を得やすい
  • ライバルが少ない
  • 単価が高くなる傾向にあり

オフライン営業のデメリット

  • コミュニケーション能力が大切
  • 交流会ですぐに営業をかけると嫌われやすい

営業力アップにつながる「ソーシャルスタイル理論」は、こちらで解説しています。

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Web制作の案件を取るための3ステップ

ここまでは、Web制作の案件を獲得する方法を解説しました。
しかし、案件獲得までのステップがイメージできない方もいるでしょう。
ここでは、Web制作の案件を取るための3ステップを解説します。

<ステップ1>Web制作に必要なスキルを身につける

まずは、Web制作に必要なスキルを身につけることが大切です。
現在学習中なら、引き続き学び、一定のスキルを身につけましょう。

しかし、専門的なスキルが必要なWeb制作は、独学だと挫折する可能性も高いのが事実

独学でスキルを身につける自信のある方以外は、スクールに通うのもおすすめ。
オンラインスクールなら、時間の都合も合わせやすく、受講しやすいですよ。

おすすめのプログラミングスクールは、こちらで解説しています。

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<ステップ2>ポートフォリオを作る

Web制作で案件を獲得していくには、
ポートフォリオ(実績をまとめたもの)が大切です。

営業の際にポートフォリオを提示できなければ、どのようなWebサイトを作れるのか証明することができません。
クライアントの安心感に直結するので、ぜひポートフォリオは作りましょう。

ポートフォリオに記載する内容は、以下のとおり。

  • 経歴
  • スキル
  • 資格
  • 制作物・実績
  • 制作物・実績の簡単な説明
  • 連絡先
  • 料金の目安

一方、ポートフォリオがない場合でクライアント対応をする機会があったとしても、
せめてサンプル用のWebサイトを作成し、提案文とともに提示しましょう。

<ステップ3>案件を獲得する

一定のスキルが身につき、ポートフォリオの用意ができれば、案件の獲得に向けて動きましょう。
記事の前半で紹介した方法を試し、営業をかけてみてください。

営業をかけても反応が悪い場合は、
提案文を改善したり、Web制作仲間に相談したりしてみましょう。

ある程度の実績ができたら
営業せずに問い合わせがくる機会が増えてくるはずです。

Web制作の案件を取るためのポイント

とはいえ、案件を獲得するまでに時間がかかる場合もあるでしょう。

ここでは、Web制作の案件を獲得するためのポイントを解説します。

スキルアップを心がける

その人のスキルによって、受注できる業務範囲は変わります。

移り変わりが早いWeb業界では、常に自分自身をアップデートする姿勢が必要です。

  • ShopifyなどECスキルを学ぶ
  • Webライティングを学ぶ
  • Webデザインを学ぶ
  • Webマーケティングを学ぶ
  • SEOを学ぶ
  • ディレクションを学ぶ

クライアントの悩みを総合的に解決できるようになれば、業務を丸ごと請け負えるようになります。

現状のスキルで満足することなく、
クライアントのメリットに関わる範囲の知識を学んでいきましょう。

もしくは、Webライターやマーケターなど、違うスキルを持つ人とチームを組むこともできます。

X(旧Twitter)でパートナーとなり得そうな人をフォローし、交流をはかることのもおすすめします。

おすすめのスキルアップ教材は、こちらで解説しています。

案件の募集状況を常にチェックする

案件の状況は、日々変わります。
「自分に合う案件がない!」と思っても、翌日には条件に合う案件が出ている可能性も。

定期的に案件をチェックするクセをつけ、機会損失を減らしましょう。

  • 各クラウドソーシングサイト
  • SNS

毎日10分でも案件をチェックする時間を設けてみてください。

継続する

Web制作で稼げるようになるには、根気よく継続することが大切です。

  • 学習の継続
  • 応募の継続
  • 受注の継続

Web制作を学んだ人が稼げない主な原因は、諦めるのが早いこと。

  • 今日は3件応募しよう
  • 毎日10分だけでも案件チェックしよう
  • 来月は3万円分の案件を受注しよう

このように自分なりの小さな目標を立て、少しずつクリアしていきましょう。

【まとめ】Web制作の案件獲得に向けて行動しよう

今回は、Web制作の案件を獲得する営業方法を解説しました。

案件獲得は決して簡単ではありません。

しかし、毎日の地道な作業で案件を獲得できるようになっていきます。
今回紹介した方法を実践して、案件獲得に向けて行動していきましょう。

最後に、Web制作の案件を獲得する方法をおさらいしておきます。

  • 知人から受注する
  • クラウドソーシングサイトで応募する
  • ブログやSNSで発信する
  • SNSで応募する
  • Web制作会社に営業をかける
  • エージェントを利用する
  • オンラインコミュニティで営業する
  • 営業パートナーと組む
  • オフラインで営業する

それでも案件が受注できなくて悩んでいる方は、ぼくに相談いただいてもOKです。

案件を獲得し、Web制作者として躍進していきましょう!

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