Web制作フリーランスの年収はいくら?単価相場や平均などリアルを紹介

Web制作に悩む人

フリーランスとして働きたいけど、Web制作は稼げるかな……

単価の相場やフリーランスの平均年収が気になる

とし

フリーランスのWeb制作は、
稼げる人と稼げない人の2極化が進んでます

平均年収や単価の相場を紹介します!

フリーランス人口は年々増加し、
新たにWeb制作をはじめる人も増えています。

しかし、Web制作は大きく稼げる人と
稼げない人の差が激しい職業です。

今回は、フリーランスとして独立したくて
Web制作を始めたいと考えている人向けに、
フリーランスでどのくらい稼げるのか解説
します!

目次

Web制作フリーランスの平均年収

フリーランスとして独立したい人が気になるのは、
どのくらい稼げるようになるかでしょう。

以下でWeb制作フリーランスの平均年収について解説します。

最も多いのは年収400~600万円のゾーンですが、
注意すべき点もあります。

年収400~600万が最も多い

フリーランスの年収グラフ

引用:フリーランス協会「フリーランス白書2019」

フリーランス協会が発表しているフリーランス白書2019では、
Web制作を含む「IT・エンジニア系」で最も割合の多い年収は
年収400〜600万未満で22.2%
でした。

次いで、200~400万未満の21.2%、
600〜800万未満の18.7%となっています。

厚生労働省が運営している職業情報共有サイト「jobtag」によると、
Webデザイナーの平均年収は480.6万円、
Webディレクターの平均年収は579.8万円
です。

国税庁が発表した2024年の日本の平均年収は458万円なので、
Web制作フリーランスの年収は
日本の平均年収と比べて高いことがわかります。

約10%が年収1000万円以上!

前述のフリーランス白書2019では、

Web制作フリーランスの約10%が年収1000万円以上でした。

年収1000万円以上の内訳は、以下のとおりです。

  • 1000万~1200万未満:5.1%
  • 1200万~1500万未満:1.0%
  • 1500万~2000万未満:3.0%
  • 2000万以上:1.5%

フリーランスは稼げないというイメージがありますが、
Web制作フリーランスは年収1000万円以上を目指せる
夢のある働き方
の1つです。

【注意】14.6%が年収200万円未満

年収1000万以上のWeb制作フリーランスがいる一方で、
14.6%が年収200万円未満というデータもあります。

Web制作の案件は、以下のような内容によって単価が異なります。

  • 求められるスキル
  • 案件獲得方法
  • 担当する工程

難易度の高い案件は担当できるWeb制作者が少ないため、
必然的に単価も高くなります。

また、Web制作会社からの下請け案件か
クライアントからの直請け案件かによっても単価は大きく異なります。

低単価の案件を続けてしまうと、
精神的にも体力的にも消耗してしまい
フリーランスとして長く活動できません。

低単価で消耗しないためには、日々のスキルアップが必要です。

Web制作フリーランスのリアルな年収公開

僕はWebフリーランス育成講座「コードスルー」を運営していて、
多くのWeb制作者のコーチングを行っています。

その受講生のリアルな年収を公開していきます!

まず1人目は、Web制作フリーランスの「ロッキーさん」です。

僕のコーチングを受ける前は
月に5万円ほどで右往左往していましたが、
コーチング後1ヶ月で15万円を達成されています。

その後も順調に成果を伸ばし、
年収は650万円を達成されました!

SNSのフォロワー1,000人突破や、
知識共有プラットフォーム「Brain」で
自分の商品を販売するなど多方面で成果を上げています。

2人目は、ママフリーランスの「さとこさん」です。

僕のコーチング後、3ヶ月間営業にコミットし、
合計140万円以上の売上を達成されました。

現在はコーダーとしてだけではなく、
Webディレクターも担当し、活躍されています。

短い期間でも正しい学習ロードマップと営業方法があれば
十分成果を上げることは可能です!

3人目は、Web制作会社を運営されている「とみーさん」です。

コードスルーを受講するまでは
月の売上は30万円ほどでしたが、
受講後は月の平均売上100万円以上を達成されました。

現在とみーさんは制作会社を経営されていて、
チームでWeb制作を行いつつ新規事業の立ち上げも行っています。

Web制作フリーランスは、上記のように大きく稼げる可能性のある働き方です。

Web制作フリーランスの単価相場

Web制作フリーランスの年収は、
一つひとつの案件を積み上げた結果になります。

ここでは、制作案件の単価相場を紹介します。

  • 修正案件…数千円〜数万円
  • コーディング…3万円~10万円
  • Webデザイン…3万円〜20万円
  • Webサイト制作…5万円〜50万円

例えば、50万円のWebサイト制作を月に1件受注できれば、
年収600万円を達成できます。

比較的単価の高いWebサイト制作を定期的に受注できると、
収益が安定するのでおすすめです。

「経験が浅いからWebサイト制作は難しい」
と感じる人もいるかもしれませんが、
現在はコーディングを行わなくてもWebサイトを制作できる
ノーコードツールで効率よくWebサイト制作が可能です。

ノーコードツールはテンプレートからデザインを選び、
ドラッグ&ドロップでボタンや画像を挿入できるので
初心者でも簡単にWebサイト制作ができます。

ノーコードWeb制作のやり方については
以下の記事で詳しく解説しています。

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【知らないと損】ノーコードWEB制作で月30万円を稼ぐ5ステップロードマップ 未経験・初心者からノーコードWEB制作で月30万円を達成する手順を5STEPでまとめました。「コーディングが難しい…」「教材も何がいいかわからない」「はやく稼ぎたい」という人は必見です!

未経験からWeb制作フリーランスになるための流れ

未経験からWeb制作フリーランスになるための流れを紹介します。

  1. スキルを身につける
  2. ポートフォリオ(事業サイト)を作成する
  3. 営業して案件を獲得する

特に、収益を大きく伸ばすためには営業が重要なので、
その手法についても詳しく解説します!

1.スキルを身につける

Web制作フリーランスには、
HTMLやCSSなどのスキルが必要です。

HTMLはWebサイトの構造を作る言語で、
CSSは見た目を作るための言語
です。

ノーコードツールを使えばWebサイトは制作できますが、
テンプレートにない構成やデザインを実現するためには
自分でHTMLやCSSの調整を行う必要があるので、
最低限の知識やスキルは欠かせません。

HTMLとCSSを未経験から学ぶためには、
「Progate(プロゲート)」という
オンラインの学習システムがおすすめです。

Web制作に必要なスキルを最短で学習する方法は、
以下の記事で徹底解説しています!

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2.ポートフォリオ(事業サイト)を作成する

Web制作のスキルが身についたら、
営業用のポートフォリオ(事業サイト)を制作します。

ポートフォリオとは、
自分の実績や制作物などをまとめたサイトのこと
です。

  • プロフィール
  • スキルセット
  • 制作物

営業時に重要な上記の項目を掲載することで、
クライアントはWeb制作を依頼するかどうか判断します。

未経験の場合は掲載できる実績がないと思うので、
架空のWebサイトを制作して掲載しましょう。

自分で制作したWebサイトを掲載すると、
クライアントにスキルを証明できます。

案件を受注しやすい魅力的なポートフォリオには特徴があるので、
以下の記事で作り方を詳しく解説しています。

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Web制作のポートフォリオ(事業サイト)とは?作り方や例、未経験でも魅力的に見せるポイントを紹介 Web制作案件を受注するためには、クライアントの興味を引くポートフォリオが必要です。この記事ではWeb制作初心者向けにポートフォリオの作り方と、案件獲得率をアップさせるポイントを解説します。

3.営業して案件を獲得する

ポートフォリオの準備ができたら、
次は営業を行います。

未経験の場合は知人に声をかけて
Web制作をさせてくれる人を探すのがおすすめ
です。

知人からの依頼はクライアントワークよりも
納期や要望などのハードルが下がるので、
無理なく経験を積んでいけます。

経験を積んだらクラウドソーシングサイトで営業を始めましょう。

「クラウドワークス」や「ランサーズ」などが有名で、
数多くのクライアントや案件が集まっているためです。

クラウドソーシングにはライバルも多いので、
「実績豊富な人が多くて案件を獲得できない」
と悩んでいる人もいるかもしれません。

クラウドソーシング営業で案件獲得するためのコツは、
以下の記事で詳しく解説しています。

営業が苦手な人でも案件獲得できるようになるので、
参考にしてください。

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Web制作フリーランスの仕事の取り方

フリーランスになると、
常に仕事を取り続けなくてはいけません。

しかし、常に新規営業を続けていくのは
精神的にも負荷がかかります。

フリーランス白書2019によると、
直近1年間の主な仕事獲得手段で最も多かったのが知人からの紹介
でした。

次いで、「過去・現在の取引先」
「自分自身の広告宣伝活動」と続いています。

Web制作のフリーランス仲間を作ることで、
お互いに忙しい時に仕事を手伝える環境ができます。

また、過去や現在のクライアントに認められると、
新しい仕事の誘いを受ける機会も増えてきます。

クライアントワークやコミュニティに所属して人脈を作ることで、
安定して仕事を獲得しやすくなるでしょう。

獲得した仕事にコミットすると信頼が貯まり、
さらに仕事が舞い込んでくるという好循環になります。

Web制作で案件を獲得するための営業方法は、
以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

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Web制作フリーランスとして年収を上げる方法

Web制作フリーランスとして年収を上げるためには、
以下のような方法があります。

  • Webディレクター・Webマーケターにステップアップする
  • 専門的なスキルを身につける
  • 案件獲得の経路を増やす

WebディレクターやWebマーケターへのステップアップは、
Web制作よりも単価が上がるのでおすすめ
です!

Webディレクター・Webマーケターにステップアップする

上流工程を担当できるフリーランスは少ないので、
市場価値が上がり単価も高くなります。

Webディレクターはクライアントとのやりとりや
制作者への指示を出すのが主な仕事です。

納期に遅れることなくプロジェクトを進行するためには、
Webディレクターの管理能力が重要になります。

そのため、Web制作スキルだけではなく、
コミュニケーションスキルも求められます。

Webディレクターの仕事内容は
以下記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

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Webマーケターは以下のようなスキルで
クライアントの売上にコミットする仕事です。

  • MEO
  • SEO
  • SNS運用

クライアントがWebサイトを作る背景には、
「集客を増やしたい」「売上を上げたい」という願望があります。

Webマーケターは上記のようなスキルで集客を行い、
クライアントの売上に貢献するのが主な役割です。

WebディレクターとWebマーケターを兼任する場合もありますが、
どちらもこなせるフリーランスは特に希少な存在
です。

そのため、高単価で案件を受注でき、年収も高くなります。

専門的なスキルを身につける

フリーランスとして年収を上げるためには、
ライバルとの差別化が必要です。

複雑なコーディングができたり
UI/UXを考慮したデザイン構築ができたりするフリーランスは限られます。

そのため、上記のようなスキルを求めるクライアントは
同じWeb制作者へ継続して仕事を依頼するため、
収入が安定するだけではなく単価交渉も行いやすくなります。

クライアントがWeb制作者を探す際に、
「〇〇なら〇〇さんがいる」
と感じてもらうための武器を作りましょう!

案件獲得の経路を増やす

年収を上げるためには、
案件を獲得する経路を増やすことが大切です。

自分から積極的に営業するのも大切ですが、
自動で集客できる仕組みを作っておくことで
営業コストを下げられます。

そのためには、以下のような仕組みを構築しましょう。

  • ポートフォリオ(事業サイト)からのお問い合わせ
  • クラウドソーシングからのお問い合わせ
  • 人脈からの紹介

特にクラウドソーシングは評価が可視化される仕組みのため、
案件をこなすにつれて問い合わせが増えるのでおすすめ
です。

待ちの営業ができるようになると単価交渉をしやすくなり、
年収も上げやすくなります。

自動で集客できる仕組みを作っておくと
制作に時間を多く割けるようになる点もメリットですね。

Web制作フリーランスは厳しい?課題と乗り越え方

フリーランス白書2019によると、
働き方を続ける上での障壁になっているものの中で、
「収入が安定しない」という悩みが最多
でした。

会社員と異なって収入に天井がない分、
フリーランスには固定給もありません。

先月100万円稼げても、営業が上手くいかなければ
翌月の売上が10万円になるケースも十分あります。

この悩みの解決策としては、以下の方法があります。

  • 書籍などから情報収集する
  • セミナーへ参加する
  • 経験者へ相談する

収入が安定しないという悩みは、
多くのフリーランスが抱えています。

そのため、書籍やYouTubeなどから
課題を乗り越えるための情報を集めることが大切です。

案件獲得や収入面に特化したセミナーへ参加するのもおすすめですね!

セミナーの講師は過去に同じ悩みを抱え、
その課題を乗り越えた人です。

全く同じ状況ではなくても、
現状を乗り越えるヒントを得られる可能性は高いでしょう。

同様に、経験者へ相談するのも効果的です。

メンターに収入面での課題を相談すると、
乗り越えるための具体的なアドバイスを得られます。

僕も多くのWeb制作者と伴走する中で
アドバイスをたくさんしてきました。

Web制作フリーランスのきつい面とその乗り越え方については、
以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

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【まとめ】Web制作フリーランスは高年収も目指せる!

Web制作フリーランスは、
全体的に平均年収が高い働き方です。

年収1000万円以上のフリーランスも約10%いるので、
働き方次第では十分達成できます。

何よりも、Web制作フリーランスは場所を選ばずに
自由な働き方ができるのが魅力です。

「どんどん年収を上げたい」「自由な働き方をしたい」
と考えている人にとっては、Web制作がおすすめ
です。

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