Web制作で独立したいけど、大変そう。
フリーランスとして活動したいけど、
「きつい」という意見もあって不安……。
フリーランスとしてWeb制作を行う際、
きついと感じることも確かにあります。
しかし、それを乗り越えた先のメリットも大きいですよ!
フリーランスとしてWeb制作を行っていると、
会社員時代とは違ったきつさや辛さを感じることもあります。
僕も2021年に独立しましたが、
最初はうまくいかないことも多かったです。
しかし、試行錯誤を繰り返しきつい面を克服することで、
今では多くのメリットを実感できています。
今回は、Web制作フリーランスになりたい人向けに、
きつさを乗り越える5つの方法を中心に解説していきます!
会社員とは違う自由な生活に憧れている人は、
一緒にWeb制作フリーランスとして頑張りましょう!
Web制作フリーランスのきついこと6つ
Web制作フリーランスが
きついと感じることを6つ紹介していきます。
- 単価が低く収入が上がらない
- 単発の案件が多くて安定しない
- セルフブラック状態になり疲弊する
- 同期や上司・部下がいないので孤独
- 生活リズムが乱れる
- 事業主としての業務もこなさなければいけない
特に、継続的な案件獲得の悩みは
会社員時代に経験がなかった人も多いでしょう。
フリーランスになってから戸惑わないように、
それぞれのきつさを解説していきます。
単価が低く収入が上がらない
下請けのコーダーは収入の上限が低く、
フリーランスとして生活していくのはきつい
という意見があります。
1件あたりの単価が低い傾向にあるので、
作業量を増やしても収入が伸び悩んでしまいます。
収入が上がらないと精神的にも負担がかかってしまうので、
下請け案件が多い期間はきついと感じるでしょう。
単発の案件が多くて安定しない
Web制作には継続案件が少ないので、
納品するとまた次の案件獲得のために
営業しなくてはいけません。
先月収入が多かったとしても、
次の案件を受注できなければ当然収入は下がります。
イメージ的には、ずっとマラソンをしているような感覚に
近いかもしれません。
収入を安定させるためには継続的な営業が必要なので、
精神的にきついと感じてしまう人もいます。
セルフブラック状態になり疲弊する
Web制作フリーランスの案件は
コーディングのような労働集約型が多いので、
自分が働かないと収入を得られません。
働いた分だけ収入になるのは魅力的かもしれませんが、
当然休みが少なければ体は疲弊していきます。
案件が多くなると収入は増えますが、
納期が被っていたり、すべて自分で対応したりすると、
セルフブラック状態になってしまう可能性があります。
たとえ作業量が増えて収入が上がったとしても、
全く休みが取れないのはきついですよね。
自由になりたくてWeb制作フリーランスを始めた人は、
セルフブラック状態はきついと感じてしまうでしょう。
同期や上司・部下がいないので孤独
会社員として仕事をしていると、
職場の人間関係で悩んでしまう場面は度々あります。
上司に嫌味を言われたり
部下が言うことを聞いてくれなかったり、
同期とも適度な距離感を保っていかなくてはいけません。
そんな人間関係から離れたくて
Web制作フリーランスになった人もいるでしょう。
チーム化をしない限り
フリーランスは1人で仕事をします。
明日も明後日も来月も、
ミーティング等を除けば基本的に作業中は1人です。
最初は仕事に集中できると感じるかもしれませんが、
気軽に仕事の相談をできる人が身近にいないので
孤独を感じてしまう場合があります。
孤独になってしまうと精神的にも病みやすくなるので、
人間関係などの会社員時代のストレスとはまた違った
きつさを感じる可能性があります。
生活リズムが乱れる
Web制作フリーランスはいつでも仕事ができるので、
生活リズムが乱れやすいです。
最初はいつでも休めると思うかもしれませんが、
納期が立て込んでくると夜中まで仕事が続き、
気がつけば昼夜逆転していたということもあります。
生活リズムの乱れは自律神経にも影響し、
睡眠の質が悪くなって疲労が取れにくくなります。
また、仕事が忙しいとつい食事が疎かになってしまい、
体調を崩しやすくなる点にも注意が必要です。
いい仕事をするためには体調管理が大切ですが、
生活リズムが乱れてしまうと体調不良も増えて
心身ともにきついと感じてしまいます。
事業主としての業務もこなさなければいけない
Web制作フリーランスになると、
仕事はコーディングやデザインだけではありません。
案件を獲得するための営業や、
経理などの間接業務も全部1人で担当します。
会社員時代は決められた仕事のみすればOKですが、
Web制作フリーランスは仕事の範囲が広くなります。
慣れない営業や経理は効率が悪いので時間がかかり、
精神的にもきついと感じてしまうでしょう。
Web制作フリーランスのきつさを乗り越えるための5つの方法
Web制作フリーランスのきつさを紹介してきましたが、
そのきつさを乗り越える方法を紹介していきます!
- スキルを身につけて単価を上げる
- 営業せずに案件が獲得できる仕組みを作る
- Webディレクター・Webマーケターにステップアップする
- メンターをつける
- フリーランス仲間を作る
特にメンターやフリーランス仲間がいると
悩みに直面した時に気軽に相談できるので、
きつさを乗り越えやすくなるでしょう。
スキルを身につけて単価を上げる
Web制作フリーランスのきつさを乗り越えるためには、
単価を上げて収入を増やしていくことが大切です。
高度なプログラミングスキルや
マーケティングスキルがあると、
単価アップにつながりやすいですね。
高度なプログラミングスキルを使える人は少ないので、
複雑なプログラミングが必要な案件では
単価を上げて募集を行っています。
高単価の案件を獲得できると
作業量を減らしても収入が維持できるので、
きつさを感じにくくなるでしょう。
また、MEOやSEOなどのマーケティングを理解していると
集客や売上につながるWebサイトを提供できるので、
単価を上げても案件を受注しやすくなります。
営業せずに案件が獲得できる仕組みを作る
営業せずに案件が獲得できる仕組みを作っておくと、
作業に集中できたり収入が安定したりします。
営業なしで案件を獲得する方法として
以下の4つがおすすめです。
- クラウドソーシングサイトで実績を積む
- 事業サイトを整える
- 成果にコミットして信頼を積み重ね、紹介をもらう
- 制作会社とつながる
クラウドソーシングサイトで実績を積むことで、
評価が貯まって受注しやすくなります。
クラウドソーシングサイトで実績を積むためには、
提案文が何よりも重要です。
以下の記事で受注につながる提案文・応募文の書き方を
詳しく解説しているので、こちらを参考に
魅力的な提案を行っていきましょう。
自身のポートフォリオ(事業サイト)を整えておくと
閲覧してくれたクライアントの目に留まりやすいので、
案件の相談が増えます。
実績やスキルセットをまとめるのも大切ですが、
プロフィールや理念、お客様の声などを記載して
あなたの人間性がイメージできるとベストです。
受注につながるポートフォリオ(事業サイト)の作り方は
以下の記事で解説しているので、こちらを参考に制作してみてください。
受注を増やすためにできることは
営業だけではありません。
受注した案件の成果にコミットし続けていると、
クライアントからの信頼を得られるようになります。
その信頼を積み重ねていくと、
クライアントから知人や関連企業を
紹介してもらえるようになります。
誠実に対応し、クライアント満足度を高めることが
1番の営業になるといえるでしょう。
また、制作会社とつながりができると
継続的に案件を獲得できるようになります。
直案件ではないので単価は少し下がりますが、
制作会社とつながりを持っておくと
自分で営業しなくても仕事量を維持しやすくなります。
制作会社のWebサイトにあるお問い合わせから
ポートフォリオと提案文を送ってみましょう。
Webディレクター・Webマーケターにステップアップする
Web制作のスキルと実績を積み重ねると、
WebディレクターやWebマーケターとしての仕事も
できるようになってきます。
Webディレクターの主な仕事は以下のとおりです。
- クライアントとの打ち合わせやコミュニケーション
- 制作物のチェック・修正・納品
実際の作業を他の制作者に依頼して、
納期や品質管理、クライアント対応をしていきます。
パソコンとインターネット環境があればいつでも仕事ができ、
実際に僕は仕事をしながら旅行を楽しめるようになりました。
Webマーケティングはユーザーを集客して
商品やサービスの購入につなげるための活動です。
Webマーケターはクライアントの売上をあげるため、
以下のような施策を行っていきます。
- MEO
- SEO
- LINE
- SNS運用代行
- セールスライティング
MEOはマップ検索エンジン最適化のことで、
Googleマップなどの地図検索でクライアントを
アピールするための施策です。
SEOは検索エンジン最適化のことで、
MEOと名前は似ていますが
Google検索で上位表示されるための施策です。
LINEは普段使っているLINEのビジネス版「LINE公式」
を使って集客につながる施策を提供していきます。
SNS運用代行は、Instagram、X(旧Twitter)、
FacebookなどのSNS運用を代行し
集客・売上アップに貢献します。
セールスライティングは、商品の購入につながる
記事を制作してユーザーに購入を促す施策です。
制作だけでなく上記のようなマーケティング施策ができるようになると
クライアントの成果につながるので単価を上げることが可能です。
メンターをつける
Web制作フリーランスを続けていると、
壁に当たることがあります。
会社員は上司や同僚に相談できますが、
Web制作フリーランスは相談できる相手がいません。
そんな時にメンターがいると、話を聞いてもらえたり
アドバイスしてもらえたりします。
メンターは日本語で指導者や助言者という意味です。
Web制作フリーランスのきつさを乗り越えるためには、
自分に合ったメンターを探してみましょう!
メンターを見つける際は、
SNSや提供しているコンテンツから判断するのがおすすめです。
どんな実績を持っているのかどんな人柄なのか、
情報をもとにあなたに合った人を見つけてください。
フリーランス仲間を作る
Web制作フリーランスは孤独を感じやすいですが、
フリーランス仲間がいると悩みを共有できます。
また、案件が集中して忙しい時に
仕事を依頼できるようになるので
セルフブラック状態の予防にもつながります。
フリーランス仲間を作るためには、
コミュニティに所属するのがおすすめです。
Web制作のコミュニティに所属すれば、
多くのWeb制作フリーランスとつながれるでしょう。
仲間と一緒に仕事したり時には遊んだりできるので、
仕事の息抜きにもなります。
Web制作フリーランスはきついだけじゃなくメリットも多い
先にきつい部分を紹介しましたが、
Web制作フリーランスには上記のように
多くのメリットがあります。
仕事や仲間、働く場所などの選択肢が広がるので、
自由な生活を送れるようになります。
「嫌な飲み会に行かなくていい」「平日も自由に移動できる」など、
会社員時代ではできなかったことも十分可能です。
僕はWeb制作で独立した結果、
育児にコミットできたし収入も大きく伸ばせました。
自分主導で生活ができて収入も上がったので、
Web制作で独立して良かったと実感しています。
未経験からWeb制作フリーランスになるステップ
きつい面もありますが、それを乗り越えることで
自由や生活や満足な収入を得られるのが
Web制作フリーランスの良いところです。
未経験からでもWeb制作フリーランスになることは可能なので、
挑戦してみたいと思った人は
以下の学習ステップを参考にしてください。
- Progate
- HTML&CSS
- WordPress基礎学習
- WordPressカスタマイズ制作
- 営業
Progateはゲーム感覚でプログラミング言語の
基礎を学べるWebサービスです。
未経験の人にとってプログラミング言語は
難しいと感じてしまうかもしれませんが、
Progateはゲーム感覚でHTMLとCSSの基礎を学習できます。
次にHTMLとCSSを本格的に学んでいきます。
現在ではHTMLやCSSを使わずに制作できる
ノーコードツールが普及してきていますが、
細かい調整やクライアントの要望に応えるためには
書籍を使ったHTMLとCSSの学習が欠かせません。
次にWordPressの基礎を学びます。
WordPressは世界中で使われているノーコードツールで、
テンプレートを選ぶだけでオシャレなWebサイトが簡単に制作可能です。
WordPressの基礎を学んだら、
次はカスタマイズ制作に進みます。
WordPressはテンプレートが用意されていますが、
クライアントの要望に応えていくためには
CSSを使ってカスタマイズしていく必要があります。
Web制作の学習が終わったら、案件獲得に必要な
営業の仕方を身につけましょう。
継続的に案件を受注していくためには、
営業も必須スキルだからです。
上記の5ステップは以下の記事で詳しく解説しているので
参考にしてみてください!
Web制作フリーランスとして独立すべきかの判断基準
Web制作フリーランスとして独立する判断基準として、
以下の8つの基準を紹介します。
- 副業収入が会社員月給を3ヶ月以上超えているか
- 3ヶ月以上会社員月給を超えられる「見込み」が立ったか
- 貯金が半年分以上あるか
- 手に職あるスキルを持っているか
- 孤独でないか
- モデルケースとなる人を見つけているか
- まず本業である会社の責務を果たしているか
- 年収目標を決めているか
上記は、僕の実体験を基に作った基準です。
僕も独立は不安定だという思考から抜け出せず、
何年も副業や兼業の状態を続けていました。
上記の基準をクリアしてから独立したことで、
僕は2年間で毎月7桁以上の月収を安定してキープし、
大好きだった旅行も楽しめるようになっています。
これは僕が特別だからではなく、
僕が教えてきた200名以上のコーチング生達も
しっかりと結果を出しています。
独立は怖いと感じるかもしれませんが、
明確な基準を作っておけば独立後も
安定した月収をキープできますよ!
Web制作フリーランスに関するよくある質問
Web制作フリーランスに関する以下のような質問を
たくさん耳にしてきました。
- Web制作フリーランスはオワコンと聞きますが今からなっても大丈夫ですか?
- Web制作フリーランスになると年収どれぐらいを目指せますか?
- まずは副業からWeb制作を始めたいのですが可能ですか?
Web制作で独立し、安定した生活を送っている僕が
それぞれの質問に回答していきます!
Web制作フリーランスはオワコンと聞きますが今からなっても大丈夫ですか?
Web制作フリーランスはオワコンになっていません。
現在でも市場が伸びているので、
結果を出している人も数多くいます。
確かにスキルや実績、コミュニケーション不足で
稼げない人がいるのは事実です。
しかし、常にスキルをアップデートし、
ディレクターやマーケターなどの上流工程の仕事をしたり、
クライアントと信頼関係を築けていたりすれば安定して稼げます。
Web制作フリーランスになると年収どれぐらいを目指せますか?
僕は2021年8月に独立しましたが、
現在は毎月7桁の月収を安定してキープしています。
僕が運営しているWEBフリーランス育成講座
『コードスルー』のメンバーも以下のような実績を報告してくれています。
- 副業月収40万円
- 0→75万円で独立
- パソコン初心者→3ヵ月で売上38万円
- 営業3ヶ月で140万円超え
- 70日で売上144万円
Web制作フリーランスは年収1,000万円以上も目指せる働き方です!
まずは副業からWeb制作を始めたいのですが可能ですか?
Web制作は副業から始めても問題ありません。
副業でWeb制作を始めるためには、
以下のロードマップが効果的です。
- どうやってWeb制作で収入を得たいかを決める
- 適したロードマップを選ぶ
- 営業する
- 頼れるメンターを見つける
まずは直請けと下請け、どちらの方法で
受注するかを決めていきます。
それぞれの受注方法に適したロードマップで学習すれば、
副業でも短時間で成果を出せるでしょう。
学習が終わったら実際に営業して案件を受注し、
実務でさらにスキルを磨いていきます。
未経験や初心者は不安も大きいと思うので、
頼れるメンターを見つけておくと悩みができた際に
サポートしてもらえます。
副業でも月収20万円~100万円以上を狙えるので、
興味がある人は以下のリンクから詳細を確認してみてください!
【まとめ】Web制作フリーランスはきついだけじゃない!乗り越えて自由な生活を手に入れよう!
Web制作フリーランスはきついと感じる場面もあるのは事実です。
しかし、そのきつい時期を乗り越えると働く場所や
時間を自由に選べるだけでなく、
収入も頑張り次第でどんどん伸ばせます!
独立する際に不安にならないように
僕が実体験をもとに作った判断基準を公開したので、
独立に迷っている人は参考にしてみてください。
僕だけじゃなく僕の運営するコードスルーの仲間も
次々に成果を上げているので、再現性もあります。
Web制作フリーランスになって会社、時間、場所に
縛られない生活を一緒に送りましょう!
Web制作に関する情報や稼ぐコツなどを
LINEで発信しているので、
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